2010年代生まれと話して
先日小学校高学年〜中学生と話す機会があり、その世代と話していて感じたことがある。
「根拠」に基づいた「正論」というものがただ一つあって、それに従わない人は頭が悪い、というひろゆき的論理がかなり浸透しているのではないかということだ。あれはかなり危険な一種の宗教だと思う。
科学というのはまだまだわかっていないこと、解明できていないことがまだまだあり、それを問い続けることに価値があるが、あまりにも科学を信用すると科学的根拠がなければ誤りであるという短絡的思考に陥ってしまう。
学校ではそういった学問の深さを、そして自然、世界の奥深さを伝えて欲しい。